加山又造展 ~新国立美術館~

Matazo_3 大変久しぶりに美術館へ。 このところ、学校が始まってというもののとにかく追われている・・・日々余裕のない日々。プラス、仕事も2つのオフィスを行ったり来たりと体力的にかなり消耗ぎみ。~そんな中、これはどうしても!と思いアフター5に出かける。

新国立美術館はヒルズから歩いていけるのと金曜日は20:00まで開館しているので、とても便利。プラス、夜のほうが断然人が少ない。以前夜にきて大変よかったので、そのつもりでいってみると・・・さすがにこの週末で終わりというのもあり、かなり混んでいてびっくりした。

最近は、ふと日本画に惹かれる。年末に箱根ででかけた美術館もたいそうよかったが、今回は新聞にもいろんな評価がでていたのでとても楽しみにしていた。

加山又造-エントランスからとても迫力のある作品がずらりと並ぶ。もともと京都の西陣織作家の家に生まれたこともあり、彼の作風はどことなく着物に通じるものがいたるところにあった。そして、どれも大変華やか。特に金を多く使い、屏風は本当にすばらしい。外国人には大変好まれる作風だなぁと実感。どことなく、とてもモダンであり、一気に気にいる。何気にやっぱり華やかな作品が好きな私。山水画も見事であった。

後期になると、陶器もずいぶん作成していた。デミタスカップなんてとってもかわいい。動物がとても好きだったみたいで、至るところに動物がでてきた。

混んではいたものの、どっぷりと久しぶりに美術に浸り、無機質なオフィスの世界から頭をリセットした。やっぱりこういう時間ときにはもたないと。。。今の環境は苦しい。1時間しかなかったが、でかけてやっぱりよかった。彼の作品をまたいろいろと調べてみたい。

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箱根癒しの旅

今年はとても静かなクリスマス。いろいろ考えたが、ふらり温泉ですごそうかと・・・。結局母と久しぶりにのんびりと箱根ででかける。なんとなく、今年はあまりにいろんなことがあったのもあり、少しゆっくりする時間を作りたいと・・・。美術にじっくりひたって温泉はいって、おいしい食事をいただいて。 

今回どうしてもいきたかったのは成川美術館。 何度も箱根にいって、美術館もいろいろとまわっているが、意外とこの純日本画の美術には自分もあまりぴんとこないことも多く、今まで関心なかったのであるが、秋にNYへ行った際、毎日美術館を巡る中、ミュージアムショップでひときわ目をひくのがたいてい、日本画であった。住んでいると気付かないが、やっぱり日本の美術は本当に繊細で、色づかいも素敵。外国人が「Beautiful~~!」と感動する気持ちもよく理解できる。いつも前を通るたびにあのりっぱな門構えが気になっていたが、今回初めていくことにした。たまたま「関口雄揮 回顧展」をしていた。

この画家は初めてじっくり鑑賞したが大変美しいタッチで、どの絵も自分には非常に印象的であり、感動した。端的にいえば、千住博氏の前任者といってはおこがましいが、日本画独特の顔料が非常に美しく映える風景画がたくさん描かれていた。彼は長い間北海道で過ごし、北海道の大自然をまた美しく表現している。すっかり気に入った。昨年、ふらりと初めて日展にでかけたが、この時に鑑賞した膨大な数の日本画と、多種多様な作品から感じる自分の好みというものが、鮮明になった。日展にでかけたのを思い起こしつつ、じっと感じることができるとてもいい展覧会であった。

ランチは、玉村豊男さんのところの「アクア・パッツァ」。ピザが大変おいしかった!満足満足・・・。彼の絵も私はとても好きである。

そして、ディナーは宿で頂いた。今回初めて東急ハーヴェストに滞在したが、ディナーは一番新しい日本料理屋で頂き、このお料理のおいしさに感動!プラス、モダンなインテリアにも「Cool! 」やっぱり日本ってクールな国なのかもしれない・・・と、しみじみ。

温泉につかり、おしゃべりして、深い眠りにつき。。。かなり幸せだった。たまの癒しは極楽~。車でびゅ~んととばしていくのもとても気持ちよかった。いろ~~んなこと思いつつ、今年を締めくくった! 

サイトでみつけたが、関口氏の美術館が北海道にあるらしい。ここはいつかぜひ!いってみたい。

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Personal Color Coordinate Lecture

Color 最近、定例会になっている仲間たちとのランチレクチャー。本日は、メンバーの1人である方がカラーコーディネーターの講師をされているということで、特別レクチャーを開催してくれた。もちろん集まった女性たちは興味深々。やはり自分の合う色は知っておきたい。こういうサービスが提供されているのは知っているものの、レクチャーは初めてだったのでとても楽しみにうかがう。

まずは普段の行動パターン?から色判断。いろんな質問からどうもその人のイメージが色で表現されるよう。結構質問が面白く、「ロマンティックなシチュエーションに弱い」「何かの使命感をもって生きている」「障害のある恋に陥りやすい」・・・などなど。(そうそう、これ私・・・!?)なんて思いつつ、あてはめる。

~結果をきけば、どうも私はオレンジらしい。一般的にはいつもまわりに人がいて華やかな雰囲気があり、本能のおもむくまま生きてしまう!?らしい・・・が、ときに決断力を促すとのこと。自由奔放にいってしまうのかしら・・・という心配はある。

でも、このあとにチェックしたら、とも判断できた。いや、こっちかも・・・。何よりも芸術肌でcreative / artisticな面をもち、わりに個性的。現実逃避的なので、時に黄色(=現実主義)とくみ合わせたほうがいいらしい。

基本的に、チャートの中で、相対称となる色と状況に応じて組み合わせをするといいらしい。(また、そういう色をもっている人との調和が◎)

これらの判断は、「自分の肌や色に合わせた色」というよりも心理的な面から判断された色なので、=肌に合う色という直接的な意味合いではなかったのであるが、結構メンバーの雰囲気をみてみれば、ほぉ~って思うくらい、ピンクと判断された人はピンクをきてきていたり、やっぱり、自分の雰囲気を理解しているものなのね・・・と興味深い診断結果になる。

後半は実際に色地を顔にあてて、肌や雰囲気に合う色探しを鏡の前でいざ実践♪ これもなかなか、ひとによって見事に雰囲気がかわり、とても興味深かった。私は一応色判断から出たオレンジ系をあててみたが、やっぱり、自分の好きな色=合う色で、持っているマフラー色がぴったりと合った。 基本的に、はっきりとした色がやっぱり合うみたい。

もともと色やテキスタイル・ファブリックなどなど大好きなので、今回、こうしたレクチャーは再発見のとてもいい機会だった。それにしても仲間の講師プレゼン力とってもプロでびっくり!個人的にはとても勉強になる。みんな、いろんな引出もってるんだわぁ♪ と本当に嬉しい時間でもあった。また、次回のレクチャーが楽しみである。

今日は本当にありがとうございました!

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エミリー・ウングワレー展

Kame 久しぶりに新国立美術館へ。金曜は20:00まで開館しているため、ヒルズエリアには便利である。オーストラリアの画家で、大々的な展覧会は初めてということで、以前から関心をもつ。

オーストラリア美術には先住民のアボリジニ美術が代表的であり、砂漠地帯にて伝統的な生活様式の中で、そのインスピレーションは独特なもの。一番わかりやすいのは点描。ボディペインティングや伝統的な儀式からの発想である。以前にもアボリジニ美術は拝見したことがあるが、今回驚いたのは、その華やかな色彩感覚と、エネルギッシュな筆づかい。そして、その作品の多さ。生前になんと3000近くもの作品を残したということ。その、超人的なスピードに圧巻。巨大な作品「ビック・ヤム・ドリーミング」がわずか2日で描かれたなんて信じられない。

時代を通じて、彼女の作品も徐々に明確な変化を感じさせたが、さらに驚いたのは、亡くなる3日前から24点、全く異なるスタイルで作品を創作し始めたこと。その最晩年、いやもう直前の作品はとてもおおらかさを感じ。一番気に入った作風であった。

200pxrabbitproof_fence_movie_poster 何よりも一番の衝撃は実際の作家活動を始めたのが70代になってからということ。彼女は結局80過ぎまで生きた。彼女は、特に美術を学んだこともなく、その伝統的な生活から感じるものを作品に表現している。ただ、彼女の足跡をたどれば、まさに政府による白人との同化政策の真っただ中、その人生は非常に劇的である。ふと、以前放映されたオーストラリア映画「Rabbit-Proof Fence」という同化政策を語った映画を思い出す。一番の犠牲者は子供たちであり、親から強制的に引き離され、白人文化を教え込まれる。また、混血を推奨し、強制的に「西洋化」を進めた。

彼女がアートを始めたきっかけはアボリジニの人たちに対する教育プログラムの一環としてバティック(布)に装飾したのがはじまりだったよう。彼女にとって、対象はその自然や故郷の四季、そしてアボリジニの伝統そのもの。 

ひさしぶりに大変充実した展覧会であり、暑い夏の夜に、とても心地よい時間であった。

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豊田 豊展~ブラジルの大地と不可視の世界

今年は日本人が初めてブラジルに移民してから100周年という記念すべき年である。そんな時期を機として、豊田先生のレセプション&展覧会へお伺いする。もともと、オーケストラ仲間の叔父様というところから派生し、2年前に日本にて行った個展以来、約2年ぶりであった。

豊田先生は、日本にて美術を学んだが、世界を広げること、しまいにはブラジルにて定住することとなる。今となっては、モダン彫刻家としてブラジル本国においては、著名な芸術家。一番の特徴として、その作品がステンレスを使用しているということ。彫刻?という枠を超えてのモダンさが不思議な感覚となる。

2年前は、彫刻でなく、平面美術として、先生としては珍しい作品だったそうだが、鮮明に記憶として残っている。今回は、まさに彫刻メインであったが、きっとこういう作品はホテルなどが合うのでは?とふと思う。

~集まってきた仲間たちも、もちろんアート派な方が多く、ふだんはなかなか話題にはならない、芸術家としての活動や、ニュアンス、先生とのなれそめ?などなど、とてもユニークな会であった。

何はともあれ、とてもお元気そうで嬉しい。こういう日系芸術家たちの活躍は、今後もぜひ広がっていってほしい。また、9月には別件の展示会で来日されるそうなので、楽しみである。

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奥山清行氏

よくみている番組の1つ「カンブリア宮殿」で今夜のゲストは、奥山清行氏。前から関心あった人で楽しみに拝見となる。

世の中の男性のほとんどが憧れるというフェラーリのデザイナーとして日本人として一躍有名になった方であり、彼の車のデザイン業界で知らない人はいない。以前雑誌か何かで読んだ記憶があり、日本人は本当にどの世界でも頂点を極めている人がいるんだと驚く。聞けば、司会の村上龍と同じ武蔵野美術大出身。これにも驚いた。しかし、学生後の彼の軌跡は積極的前進のみであり、とにかくまっしぐらという印象。~ある意味頂点を極めた今となり、ふと地元の山形にある工芸や日本らしさというものに今度は精力的に作品つくりを始める。何事も潔い決定をする行動力やそのタイミングは重要。彼もその潔さでは秀でている。

かくして、カーデザイナーから一遍して、今は、工芸デザイナーとなり、地元の企業などの活性化をはじめとして、日本の良さを受け継いでいく立場になっている。

奥山氏のトークをきいていて、そのクリエイティブさやスピード感、何よりもアーティストとしての感覚に満ちている器に大変魅力を感じる。彼のコメントでもあったが、アイデアというのはやはり、作ってでてくるものではなく、自然の中や普段のふとしたことからでてくることであり、その中で、どれだけ、引出しをつくることができるか、非常に重要であろう。また、そういった感覚をもっていたり、時間やふとした空間を大切にするところは深く共感する。

~話をしていてもその自信に満ちたどっしり感はみていてもカッコよかった。彼の現在実践しているさまざまな工芸デザインをみてたが、美しい~。ぜひこれからも楽しみのアーティストの1人である。

基本的にやっぱり自分は美しい感覚をもっていたり、カッコイイ人が好きらしい・・・と実感。

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有田談義~つづき

Arita アフター5にデパートへでかける。家庭用品売り場に用事があったので、立ち寄ると和食器コーナー。ふと、のれんをみると、どこかで見たこの絵柄・・・。ん!?のれんには「有田」の文字が。そうそう、陶器市でこの窯元あった。絵柄がとても鮮やかで、目をひく大柄のモチーフは独特であり、ほかのお店にもあまりない雰囲気だった。商品付近には若旦那らしき人が半被をきて対応していた。とても気になり、声をかける。

「GWに有田陶器市いきましたよ~!」 「え!ほんとですか!?」・・・と会話が始まった。

きくところによると、この倉島泰山窯元は本当に家族企業で経営しており、作品をつくってもどのように販売していくか~なかなか現実は大変そう。こうして、時々東京のデパートなどで作品展をしたりしてはそのマーケット開拓に励んでいるそうであるが、人材不足から、その行動範囲も狭められるのは現実であり、なかなか斬新なことをするのは難しそう。

ここの窯元の魅力はなんといってもその鮮やかな色彩と大柄のデザイン性であろう。あまりほかの窯元にはないどこか洋風な雰囲気がみられる。そういった意味でも外国にはきっと反応が強いのではと思う。事実、フランスからの引き合いなどもあったそうだが、問題は運搬費と安全性。なかなか利益を出すためのプランを考えると現実的でないらしい。価値ある作品、その開拓は本当に大変なんだなぁと実感した。

先日、伊万里にも立ち寄ったが、この伊万里こそ、本当にのどかなエリアで昔のまま、その雰囲気や質素なところがよかった。でも、そんな伊万里には今、ドバイなどに建設中の超豪華ホテルなどからの引き合いが絶えないらしい。やはり。そんな面からも日本の美は売れっ子なんだなぁと圧巻であった。

長々と話したが、ぜひ彼のような人に後継者としてがんばってもらいたい。いいアフター5であった。

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Kyushu Trip

Img_0445_2 いよいよやってきたGW。今年は4連休ということで、わりに世間は国内や近場で過ごした人が多いらしい。今回は、ずいぶん前からプランニングして、渋く有田焼陶器市&長崎ツアーに出ることに。いろいろあったけど、事情が一変しつつ、何はともあれがんばってアレンジしたからには楽しまないと!そんなわけで、いざ出発。飛行機が恐ろしく満席で、なんと始発。そして電車も始発!海外にいくより超大変・・・(*_*)。お天気はどんよりだったが霧雨の中飛行機は飛び立つ。

福岡に到着するとカラ~~っと晴天!わぁ~~。お天気だけでも嬉しい。さっそく、レンタカーをピックアップしていざ観光へ。今回はどっぷりジャパンにひたろう。 まずは、太宰府天満宮へ。そういえば、今年は初詣行きそびれた・・・ってもう5月であるが、いろいろ神様にお願い事は多い。太陽ば眩しい中、シャンシャン!と二拍二礼。(・・・みんなが健康でありますように。・・・お互いにとってよき将来がありますように・・・。それとそれと、、、)と願いは尽きない私。おみくじをひくと「吉」 うーん、いいことありますように♪

太宰府をあとにして、つぎに目指すはいか。そう、唐津はイカ君が有名らしい。話だけにはずいぶん聞いていたため、本当にいかをランチにするためだけに唐津まででかける。そうすると、おぉ~。ほんとうにいか君は透明だった。まだぴくっと動いているのが怖かったが、ご臨終したいか君をさいごは天ぷらにまでして頂いた。

~~そしてここからがハイライト。今回の旅のテーマは「有田&伊万里焼」。だいたい佐賀県というのも知らなかった私であるが、プランニングしているうちにいろいろ勉強になる。ふとはいった吉祥寺の器やさんがきっかけで、まさか本当に飛行機で陶器市にくるとは思わなかったが、きっとこんなこともなければ、来る機会もないかなぁなんて。九州は湯布院など右半分の情報はたんとあるのに、この左半分は本当にない。宿をとろうにもかなり苦労した。

伊万里の街並はとてもおだやかで、でも、なかなか古ぼけた感じがよい。石畳や瓦をみながら街を散策。時間がとてもゆっくり流れている。山奥にあることにびっくり。メインは有田なので、お買いものはおあずけとする。途中片岡鶴太郎の小さな美術館?があり、これもなかなかよし。~車を走らせ、宿は武雄温泉で著名な「扇屋」へ。お料理が贅沢だった~。

翌日、陶器市へ行く前にどうしてもいきたいところがあった。武雄温泉にある「御船山楽園」というつつじが大変有名なところ。きっと今の季節はきれいなはず・・・と期待していくと、、、すごい!これこそ、期待通り!!あまりにもお花がおおっきすぎて、二人ではしゃいでしまう。日本庭園って本当に美しい♪何が嬉しいって人が少ない。こんな贅沢は東京では味わえないなぁなんて、この公園でかなりの時間を費やす。結局、私たちはこういう自然のところが一番楽しいみたい。日本ってきれいな国だなぁっと再発見。

~~そして、メインイベント♪いざ有田へ。吉祥寺のお店でみつけたカップ&ソーサーは4客だったので、きっともう1つあるはず。想像とおり、もう1つ赤色の作品をお願いしてあった。有田の街は窯元が点在しており、車がないとちょっと大変。しかも、やはり事前に調べておかないとどこにいくべきか迷ってしまう。そんな面からは、今回、吉祥寺のオーナーにはずいぶんとお世話になる。親切にガイドブックまで託されてやってきた。

Img_0510_3 お目当ての窯元は「福泉窯」。さっそく訪ねると探していたものが♪ そうそうこれ!と、すっかり嬉しくなる。やっぱり素敵♪なんだかとても感激した。とてもよいおみやげになる。~じーっとみていて、私もやっぱり欲しくなり、黄色と紫色をご購入。大変よい思い出になる。窯元の人たちはそれはそれはみんなとてもよい人でびっくりした。いくつかまわったが、みんなきさくで、どこでもお茶をいただき、すっかり甘えてしまった私たち。たわいもない会話やゆっくりと流れる時間が嬉しいひとときであった。九州の人っていい人だなぁって。東京にいると本当にびゅんびゅんしていて人のことなど気にしない人が多いところ。小さなコミュニケーションが旅の時間をゆるめた。

有田陶器市メインストリートもぶらり散策し、あれこれと物色しつつ、宿でまたほ~っとなり、とてものんびりすごす。ドライブからの何気ない景色はとても癒された。そう、鯉のぼりともたくさん遭遇する。それもみたことないくらい、巨大な鯉たちやたくさん、連なっている子供たちなど。そういえば5月の節句の時期なのね。東京にいると全く感じない。

最後の日は長崎へ。高校の修学旅行以来かな。懐かしいという気持ち。いわゆる観光地である、大浦天主堂とグラバー園へいってみる。さすがに人が多かった。一気に観光地にきたという雰囲気。人が多く、せわしない。グラバー邸はバラが満開でこれはまたよかった。最後に孔子廟やオランダ坂など、ぶらり散策する。意外によかったのが、孔子廟にあった博物館の清時代の陶器など。う、うつくしいぃ~。やっぱり私は光ものに弱い。

最終日は、雲仙まで車を飛ばして、最後のドライブ。これも気持ちよかった!3泊したけど、今回はなんだかとっても時間がゆっくり流れていた。どこへいってもすいているし、緑多いこの季節、ドライブだけでも本当に楽しかった。毎日毎日、しゃべり続けた私たちだったけど、いろいろと理解してくれる友人は心の隙間を埋めてくれて、とても救われた。

楽しいことってなぜか嵐のように去ってしまう。いろんなことが頭に浮かびながら夜景を眺めつつ東京へと向かった。本当に一緒にいってくれてありがとうー。久し振りによい写真が撮れました。

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ル・コルビュジェ展

Rom_foto01 ようやくル・コルビュジェ展へでかける。アフター5はさすがに人も少なくゆっくりと鑑賞できる感じ。日本の多くの建築家にも多大な影響を与えたこの建築家について、多くはしらなかったが、誰もが知っている作品といえば、ロンシャンの教会であろう。そうそう、これこれ・・・・と思いながら今回は特別にポンピドューセンターから模型を出展してくださったそう。あまり内部についてはしらなかったが、模型から創造できることは多く、なんともいえず圧巻。

展覧会会場にはいくつかの復元された彼のアトリエやリゾートハウスなど、原寸大のイメージを体感できるものが展示されており、とても興味深かった。建築は、数学的&芸術的センスの集大成といえる。つねに計算が必要である。

ル・コルビュジェについて会場を進んでいくにしたがいいろいろと学ぶ。その中で一番印象的だったのはモデュロールについて。

モデュロール(Modulor)とは、フランスの建築家ル・コルビュジエが、人体の寸法と黄金比から作った建造物の基準寸法の数列である。Modulorは、フランス語のmodule(モジュール・寸法)とSection d'or(黄金分割)から作ったル・コルビュジエによる造語である。ル・コルビュジエは、古代ローマのウィトルウィウス、レオナルド・ダ・ヴィンチの「人体図」(Vitruvian man)、レオン・バッティスタ・アルベルティの仕事などから人体における数学的な比率を見出だし、それを建造物の機能の向上のために利用した。モデュロールは、人体の寸法およびフィボナッチ数列、黄金比に基づく。基本的には、人が立って片手を挙げた時の指先までの高さ(「ヨーロッパ型」の場合226cmとされる)を黄金比で割り込んで行く、という方式である。 ル・コルビュジエはモデュロールのことを「建築や、その他の機械の設計に普遍的に適用できる、人体の寸法に合わせて調和した寸法の範囲」と評している。日本では丹下健三がモデュロールを実践している。

彼がこれを創造した理由はメートル法だそう。メートル法は人間生活においての測量形態に全くそぐわない測定法であり、そのため、人間がいかに生活しやすいかということ=特に住宅について彼は重要視したところから、このモデュロールの発案につながったそう。

29 ~なるほど。。。大変勉強になった。彼はもともと建築より絵画に力を入れていた経緯があり、それらの作品もなかなか興味深かった。ピカソのキュビズムとはまたちがう、曲線を十分にいかしたところや、彼独自の世界は多くみられた。

彼はだいたい作品にする対象物を決めており、イコンや牡牛、ボトル、そしてヴァイオリンなどの楽器。女性など。。。多くの作品で似たような題材をとりいれている。曲線美について惹かれるところがあるのではと感じる。

32 見ごたえのある展覧会で納得&大変満足。 帰りにふらり展望台へいくとそこはまさにトワイライト!東京って大変明るい!観光客だらけで大変だったが、視界は大変クリアに見えた夜空であり、なんか、都会ってこんななのかなぁなんて思ったりもする。

ゆっくりとすごしたよいFriday nightであった。

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ねむの木学園美術展

アフター5に森美術館へ。ずっと気になっていたねむの木学園美術展へでかける。

数か月前にちょうど日経の「私の履歴書」で宮城まりこさんの月があり、毎日とても楽しみに読んでいた。なんとなくねむの木学園のこと、宮城さんのことは存じていたが、履歴書で書かれていた自身の経験や学校を作るまでの経緯、そして吉行淳之介氏との半生について、非常にストレートに想いがつづられており、大変感銘をうけた。そして、こどもたちの作品ってどんなものなのかしら、と興味深く足をはこぶ。

入口をはいると、ぱぁーっと全体が明るい。遠くからでも作品に使われている色がまぶしい。それだけでなく、作者によって慣性が特徴的であり、作品の流れがみえる。関心をもって鑑賞をはじめた。

まりこさんはその一人一人のエピソードをまじえながら作品を紹介していた。どんなこどもたちが描いたか、思いがうかぶ。その中で、ただただ、その完成度の高さに圧倒された。色の使い方やふでの使い方が大変力強い。プラス、繊細。特におどろいたのは、そのセンスのすばらしさと、大変な集中力を発揮していること。

Topyumiko いくつか自分のきにいった作品は、ミクロの世界をくりひろげていた作品。繰り返し同じもの、花や木、家や魚など、とにかく超細かい。それをひとつひとつ、ていねいにふちどりし、色づけし、連続の模様の中から、また全体には流れがみえたり・・・。こんな忍耐力というか、精神力はどこからくるのだろう、、、と本当に驚いた。いくつかの作品に共通のフレーズがみえ、こうして並べるとまたさらに美しい。ただただ、みとれていた。

Osanpo 私が予想していたものよりはるかに崇高なものであった。それは、健常者とか障害者とか、そんな区別は決してできない。自分が大変傲慢にも感じる。 このような人はきっと物事が透明にみえ、素直にその気持ちを表現するのかと。 彼らの世界にすいこまれたようだった。

閉館時間ぎりぎりだったため、ゆっくりできず残念。あともう少しの期間。もういちど、いけるといいな。

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